「来週やります」が、こうなるとは
前編の最後でこう書きました。
残り2割——来週の日曜日に、錆止めとシーラントの作業が残っています。
来週、のつもりでした。
でも天気が悪くなり、用事が入り、2週間が過ぎました。
フォアマンのロリーさんと連絡を取り続けていましたが、ここから雲行きが怪しくなります。
「急用が入った」
「体調が悪くなった」
「明日は行ける」
……当日、返事なし。既読無視です。
ロリーさんを待つのは、やめました。
「そのまんまでいいじゃん」という旦那に、カチンとくる
さて。
ロリーさんを諦めたあと、当然「じゃあ自分たちでやるか」という話になるわけです。

しかしここで旦那・ライアンの一言。
「そのまんまでいいじゃん」
……フィリピン人、ここだよな。と思う瞬間があります。これがまさにそれ。
いいわけないでしょ。シーラントも錆止めも塗ってないんだよ?せっかく作ったキャノピーが、次の雨季でさびたらどうするの。
日頃から怒らないで、と言われているので…カチンとくるのを抑えながら、ひとりでホームセンターへ向かいました。(旦那は外で待機)
ChatGPTに相談しながら買い物
今回頼ったのはChatGPT。「キャノピーの錆止めとシーラント、何を買えばいい?」と聞きながら材料を選びました。
| 商品名 | 用途 | 金額 |
|---|---|---|
| 作業用手袋(3Mほか3種) | 手の保護 | ₱926.00 |
| Selleys 屋根・ひさし用シーラント 300ml | 隙間埋め | ₱498.00 |
| BS #310 プライマー(レッドオキサイド)1L | 金属の防錆下地 | ₱179.00 |
| クラス割引 | -₱49.80 | |
| 合計 | ₱1,055.20 |
失敗したらどうしよう……という不安を抱えつつ、とりあえず買い揃えました。

チャッピーにどれを選んだらいいの、と聞きながら買い物。私のレベルに合わせて、耐性は弱いが使いやすいものを選んでくれるんだけど、その場しのぎじゃなくて、しっかりシールドしてくれるものを希望!
旦那に防錆塗料を塗らせる作戦

まず、旦那にも何かやらせたかった。ていうか、なんかやれ!
というわけで、アルミ部分への防錆用塗料を担当してもらいました。
半裸でジーパン姿で黙々と色を塗るライアン。
「すごいね!かっこいいね!」と煽てに煽てて、なんとか完了。嬉しそうな顔をしていました。
翌日、シーラント作業は私がやることに
そして翌日。
一番面倒くさい作業——シーラントを詰める作業は、私が担当することになりました。
ChatGPTいわく「隙間にスポンジを詰めてから、シーラントを入れましょう」とのこと。なるほど、丁寧にちょっとずつ切って、ねじ込んでいきます。

さあ次はシーラントを——
シーラントを……
シーラントを。

コーキングガン、壊れました。
そしてシーラント自体も、なんか……3日間噛んだガムみたいな硬さで、うまく出てこない。
こんなものなの!?こんなに硬いものなの?
大失敗です。
限界を迎えて、近所の建設おじさんに頼む
疲れ果てました。
やっぱりこれ、プロにやってもらった方がいい。
グズる旦那に、丁重にたのんで、近所で作業している建設業のおじさんに声をかけてもらいます。
このとき、また一悶着ありました。
「シーラント、1本でいいんじゃない?」
いいから2本買ってきて。黙って。
と、笑顔でやさしく伝えました。
プロの仕事は、やっぱり違う
翌日の仕事帰り、おじさんが来てくれました。
私が丁寧に詰めたスポンジを、おじさんはサクサクと取り除いていきます。

DIY達人への道は険しい。
(あ、あのスポンジ……)
と思いましたが、黙って見ていました。プロに任せます。
シーラントをきっちり2本使って——上も、裏も、左右の脇の隙間も——しっかりと埋めてくれました。

これが正解の仕上がりでした。
最終的な費用まとめ
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 材料費(アルミ棒2本+トタン) | ₱3,190 |
| 作業費(ロリーさん・チップ込み) | ₱2,000 |
| DIY材料費(錆止め・シーラント・手袋など) | ₱1,055 |
| シーラント追加(₱250×2本) | ₱500 |
| 近所のおじさんへのお礼 | ₱300 |
| 合計 | ₱7,045 |
日本円換算(1ペソ≒2.8円)で約1万9,700円ですね。
ロリーさんのすっぽかしと私のDIY失敗がなければ₱6,245で済んだ計算ですが……まあそれも含めてフィリピン生活。
やってみてわかったこと
キャノピーのDIY仕上げ、やってみた結論です。
錆止め塗料は自分でできる。 シンプルな刷毛塗り作業なので、時間さえかければ問題なし。煽てて旦那にやらせても可。
シーラントはプロに任せたけど、普通の人なら簡単にできる作業らしい。
ガンの扱い、素材の硬さ、隙間への入れ方——見た目よりずっとコツが要ります。私のように変なスポンジを詰めてプロに「全部取って」と言われる前に、最初から頼んだ方がストレスなし。
ロリーさんのすっぽかしは、フィリピンあるある。 約束したその日にできる人を探すのが、結局一番確実。「来週来る」という言葉を信じすぎてはいけない。
完成!新しいドアは、守られています
今は乾季も終わりに差し掛かり、雨季に備えた状態が整いました。
スコールがきても、新しいドアに直接雨が当たることはないはずです。
去年の台風でヒビが入ったドアの記憶、木が水を吸ってふやけていく感触——もうあれは繰り返したくない。
キャノピー、作ってよかったです。ロリーさんとの格闘も、シーラントの失敗も含めて、いい記録になりました。
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