新しいドアを守れ!勝手口にキャノピーを作ってもらった話【後編】

新しいドアを守れ!勝手口にキャノピーを作ってもらった話【後編】
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🏠キャノピーを作ってもらった話の前編はこちら🏠


目次

「来週やります」が、こうなるとは

前編の最後でこう書きました。

残り2割——来週の日曜日に、錆止めとシーラントの作業が残っています。

来週、のつもりでした。

でも天気が悪くなり、用事が入り、2週間が過ぎました。

フォアマンのロリーさんと連絡を取り続けていましたが、ここから雲行きが怪しくなります。

「急用が入った」

「体調が悪くなった」

「明日は行ける」

……当日、返事なし。既読無視です。

ロリーさんを待つのは、やめました。

「そのまんまでいいじゃん」という旦那に、カチンとくる

さて。

ロリーさんを諦めたあと、当然「じゃあ自分たちでやるか」という話になるわけです。

壁と屋根の隙間は3-5ミリぐらい。チャッピーはシーラントでは塞ぎきれない、という。
壁と屋根の隙間は3-5ミリぐらい。チャッピーはシーラントでは塞ぎきれない、という。

しかしここで旦那・ライアンの一言。

「そのまんまでいいじゃん」

……フィリピン人、ここだよな。と思う瞬間があります。これがまさにそれ。

フィリピンらしさについての記事はこちら

いいわけないでしょ。シーラントも錆止めも塗ってないんだよ?せっかく作ったキャノピーが、次の雨季でさびたらどうするの。

日頃から怒らないで、と言われているので…カチンとくるのを抑えながら、ひとりでホームセンターへ向かいました。(旦那は外で待機)


ChatGPTに相談しながら買い物

今回頼ったのはChatGPT。「キャノピーの錆止めとシーラント、何を買えばいい?」と聞きながら材料を選びました。

商品名用途金額
作業用手袋(3Mほか3種)手の保護₱926.00
Selleys 屋根・ひさし用シーラント 300ml隙間埋め₱498.00
BS #310 プライマー(レッドオキサイド)1L金属の防錆下地₱179.00
クラス割引-₱49.80
合計₱1,055.20

失敗したらどうしよう……という不安を抱えつつ、とりあえず買い揃えました。

みんな同じに見える。チャッピーにどれを選んだらいいの、と聞きながら買い物。
チャッピーは私のレベルに合わせて、耐性は弱いが使いやすいものを選んでくれるんだけど、
その場しのぎじゃなくて、しっかりシールドしてくれるものを希望!
みんな同じに見える。

チャッピーにどれを選んだらいいの、と聞きながら買い物。私のレベルに合わせて、耐性は弱いが使いやすいものを選んでくれるんだけど、その場しのぎじゃなくて、しっかりシールドしてくれるものを希望!


旦那に防錆塗料を塗らせる作戦

防錆塗料を塗るライアン
防錆塗料を塗るライアン

まず、旦那にも何かやらせたかった。ていうか、なんかやれ!

というわけで、アルミ部分への防錆用塗料を担当してもらいました。

半裸でジーパン姿で黙々と色を塗るライアン。

「すごいね!かっこいいね!」と煽てに煽てて、なんとか完了。嬉しそうな顔をしていました。


翌日、シーラント作業は私がやることに

そして翌日。

一番面倒くさい作業——シーラントを詰める作業は、私が担当することになりました。

ChatGPTいわく「隙間にスポンジを詰めてから、シーラントを入れましょう」とのこと。なるほど、丁寧にちょっとずつ切って、ねじ込んでいきます。

ChatGPTに言われるがまま、スポンジを捩じ込む。
ChatGPTに言われるがまま、スポンジを捩じ込む。

さあ次はシーラントを——

シーラントを……

シーラントを。

シーラントの失敗の様子

コーキングガン、壊れました。

そしてシーラント自体も、なんか……3日間噛んだガムみたいな硬さで、うまく出てこない。
こんなものなの!?こんなに硬いものなの?

大失敗です。


限界を迎えて、近所の建設おじさんに頼む

疲れ果てました。

やっぱりこれ、プロにやってもらった方がいい。

グズる旦那に、丁重にたのんで、近所で作業している建設業のおじさんに声をかけてもらいます。

このとき、また一悶着ありました。

「シーラント、1本でいいんじゃない?」

いいから2本買ってきて。黙って。

と、笑顔でやさしく伝えました。


プロの仕事は、やっぱり違う

翌日の仕事帰り、おじさんが来てくれました。

私が丁寧に詰めたスポンジを、おじさんはサクサクと取り除いていきます。

プロのおじさんにスルスルやってもらう。お礼は300ペソ。
DIY達人への道は険しい。
プロのおじさんにスルスルやってもらう。お礼は300ペソ。
DIY達人への道は険しい。

(あ、あのスポンジ……)

と思いましたが、黙って見ていました。プロに任せます。

シーラントをきっちり2本使って——上も、裏も、左右の脇の隙間も——しっかりと埋めてくれました。

仕上がったキャノピー。しっかりコーキングだけでギャップは塞がりました。
仕上がったキャノピー。しっかりコーキングだけでギャップは塞がりました。

これが正解の仕上がりでした。


最終的な費用まとめ

項目費用
材料費(アルミ棒2本+トタン)₱3,190
作業費(ロリーさん・チップ込み)₱2,000
DIY材料費(錆止め・シーラント・手袋など)₱1,055
シーラント追加(₱250×2本)₱500
近所のおじさんへのお礼₱300
合計₱7,045

日本円換算(1ペソ≒2.8円)で約1万9,700円ですね。

ロリーさんのすっぽかしと私のDIY失敗がなければ₱6,245で済んだ計算ですが……まあそれも含めてフィリピン生活。


やってみてわかったこと

キャノピーのDIY仕上げ、やってみた結論です。

錆止め塗料は自分でできる。 シンプルな刷毛塗り作業なので、時間さえかければ問題なし。煽てて旦那にやらせても可。

シーラントはプロに任せたけど、普通の人なら簡単にできる作業らしい。
ガンの扱い、素材の硬さ、隙間への入れ方——見た目よりずっとコツが要ります。私のように変なスポンジを詰めてプロに「全部取って」と言われる前に、最初から頼んだ方がストレスなし。

ロリーさんのすっぽかしは、フィリピンあるある。 約束したその日にできる人を探すのが、結局一番確実。「来週来る」という言葉を信じすぎてはいけない。


完成!新しいドアは、守られています

今は乾季も終わりに差し掛かり、雨季に備えた状態が整いました。

スコールがきても、新しいドアに直接雨が当たることはないはずです。

去年の台風でヒビが入ったドアの記憶、木が水を吸ってふやけていく感触——もうあれは繰り返したくない。

キャノピー、作ってよかったです。ロリーさんとの格闘も、シーラントの失敗も含めて、いい記録になりました。


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Kumiko Sato
✍ Author
Kumiko Sato

フィリピン在住の日本人ブロガー。文化・食・日常生活をテーマに、日本とフィリピンのあいだにある歴史や文化のつながりを紹介しています。
フィリピン人の夫とカビテ州アマデオで暮らしながら、海外生活のリアルを記録しています。

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