仮公開:この記事は下書きです。順次、体験談・写真・自治体情報を追記します。
目次
概要
- 1人1日3〜4L(飲用1.5〜2L+調理・最低限の衛生)を目安に3日分以上を備蓄。
- 5ガロンボトル×複数+ペットボトルを場所分散(キッチン、寝室、車)。
- 浄水は3層体制(市販飲料水/重曹+煮沸/重力式フィルター)。
- 電気停止時でも使える重力式 or 手押しポンプを用意。
- トイレはバケツ給水とグレーウォーター再利用で節約。
1. 最低必要量の目安と在庫設計
- 飲用:成人で1.5–2L/日。暑熱時・作業時は+0.5–1L。
- 調理:1–1.5L/日(スープ・米炊きは量増)。
- 衛生:歯磨き、手洗い、簡易シャワー。節水モード時は1–2L/日。
- 合計:3–4L/日/人×最低3日=9–12L/人。家族・ペット分を加算。
在庫の組み立て例(夫婦+犬2匹)
- 5ガロン(約19L)×2=38L(飲用・調理)
- 2Lペット×6=12L(予備・持ち出し)
- 10Lタンク×2=20L(衛生・掃除)
後で:家族構成に応じたExcel/表を差し込み。
2. 保存とローテーション(劣化させないコツ)
- 直射日光NG、温度変化が少ない場所へ。キッチン下・廊下収納・ベッド下。
- 先入れ先出し(補充日ラベル)。月1点検で味見と再補充。
- 5ガロンはキャップ未開封で保管。開封後は1–2週間で飲み切り目安。
- ペットはケース単位で購入→1ケース/月を消費に回す。
3. 浄水の選択肢(停電時も動くかで選ぶ)
A. 市販飲料水(ガロン・ペット)
- ◎:手間ゼロ、味が安定。×:運搬・在庫スペース。
B. 煮沸+簡易前処理
- 手順:粗ごみ濾過(キッチンペーパー/布)→沸騰1分(高地は3分)→冷却。
- 補助:におい軽減に重曹ひとつまみ(後で味見して調整)。
C. 重力式フィルター(停電OK)
- セラミック/中空糸膜タイプ。卓上二段でゆっくり濾過。
- 予備フィルター、洗浄ブラシ、ガスケットを同梱。
D. 携帯浄水ストロー/ポンプ
- 外出時や配給列での最終手段。流量と交換頻度を事前確認。
後で:実際に使っている機種名・レビューを追記。
4. 生活運用:断水日のルール
- 朝一に満タン:やかん、鍋、洗面器、バケツを先に満たす。
- 二槽制:飲用専用・衛生用を容器で色分け。
- 食器は拭き取り→少量洗剤→最少リンス。紙皿・ラップも一案。
- シャワーはボウルリンス+濡れタオル。頭はドライシャンプー。
- 洗濯は計画断水明けにまとめる。どうしても必要なら手押し洗いで最少量。
5. トイレ対策(グレーウォーター活用)
- タンク式:タンクに直接ではなく便器へバケツ給水で節水。
- グレーウォーター(野菜洗い・米のとぎ汁・シャワー残り)を便器洗浄へ再利用。
- 消臭:重曹+クエン酸スプレー、新聞紙で固形物の吸水。
6. 調達・配給・近隣連携
- 配給の並び方:身分証、容器の容量表示、整理券の有無を確認。
- 水屋(Refilling Station):定休日、停電時の稼働、デリバリー可否を事前に把握。
7. 電気×水 同時停止に備える
- 重力式フィルター、手押しポンプ、ポータブル電源(充電済)。
- 冷蔵庫は開閉最小化、製氷で保冷材を確保。
- 夜間はソーラーランタンやヘッドライト。
8. ペットの水(犬・猫)
- 体重1kgあたり約50–60ml/日目安。暑熱時は+20%。
- フードはウエット比率UPで飲水量を補う。器は日陰に置く。
9. 買い物リスト(初期セット)
- 5ガロンボトル×2–4、栓抜き付ディスペンサー
- 10–20L蛇口付コンテナ、折りたたみバケツ
- 重力式フィルター+替えカートリッジ
- キッチンペーパー/不織布、重曹・クエン酸
- ドライシャンプー、アルコールジェル、ウェットティッシュ
- ソーラーランタン、ヘッドライト、ポータブル電源(任意)
10. よくある質問(FAQ)
Q1. 料理に再利用できるグレーウォーターは?
A. 不可。飲用・調理は飲料グレードの水のみに限定。
Q2. 5ガロンの交換頻度は?
A. 開封後1–2週間で飲み切る運用(室温保管)。未開封は表示期限内にローテ。
Q3. 断水告知が急だったときの最小セットアップ?
A. 鍋・やかんを総動員→ペットボトル充填→バケツトイレ用を先確保。