無理ゲー!フィリピンのインターネット事情:ネット解約ガイド

茨の道?!フィリピンのインターネット解約方法
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実情:フィリピン人はなぜ口を揃えて「放置しろ」というのか

フィリピンには PLDT、SKY、Globe、Smart など様々なインターネット会社がありますが、どの 契約プラン でもサービス品質に 問題 が多く、頭を抱える利用者は少なくありません。
特に WiFi通信環境 が安定しない上、「毎月の料金に見合わない」と感じる人が多いです。

しかし大変なのは、解約を考える時。これが一筋縄では行かない!!

身の回りにいるフィリピン人たちは「放置しておいた方がいい。インターネット会社の方だって対応に困るはずだ」なんていうのです。それでも律儀な日本人としては落ち着かない。

今回は私が使っていた回線はコンバージ社の場合を例に回線カットの方法を説明します。

公式:ConvergeICT(コンバージ)解約の流れ

フィリピンで ネット解約するには、以下のステップが必要です。

事前 に必要書類を準備しておかないと、手続きが長引く可能性があります。

  1. 必要書類を準備
    • 解約レター(理由・希望日・アカウント情報)
    • 有効な身分証明書
    • モデム裏面の写真(シリアル番号・MACアドレス)
    • 解約申請フォーム(ARF)
  2. 書類をメールで提出
    • ファイルは jpg/png/pdf/docx 形式、10MBまで
    • zipは不可、メールに直接添付が確実
  3. モデム返却を選択
    • 自力でビジネスセンターへ持ち込み
    • 500ペソ支払って回収に来てもらう(ただしスケジュールが立たないことも…)

👉 ここまで終えて、モデム返却証明(Service Acceptance Report)を提出してようやく解約完了。
年間契約 の途中で解約すると違約金や 料金 が発生するケースもあるので注意が必要です。

フィリピンでインターネットを解約するのは大変?

ここからは、私が実際に ConvergeICT を解約したときの体験談です。
「フィリピンならではの不思議な手続き」に翻弄され、何度も連絡 を取っては返事待ちという、時間と労力を取られる日々でした。

ConvergeICT解約に必要な書類と手続き

案内された必要書類は以下の通り。
どれも 事前準備 が必須で、揃えるのに数日かかる人もいます。

  • 解約理由・希望日・アカウント情報を記載したレター
  • 有効な身分証明書
  • モデム裏面のシリアル番号とMACアドレスの写真
  • 解約申請フォーム(ARF)

「まずはここから」という感じですが、数ヶ月経っても 書類確認待ちループから抜けられない人もいるそうです。

解約申請フォームが見つからない!

この「ARFフォーム」を探すのに一苦労。
公式サイトからは一発で探せず、結局 Google検索ライン 上で「Converge ARF form」と打ち込み、ようやく発見しました。

  • 公式サイトトップ → 「どこを探しても解約フォームが見つからない!」
  • Google検索結果 → 「ようやく見つかったのはここ」

今考え中 の人は、必ず検索で確認してから書類を用意した方が早いです。」

書類送付はメールだが、ファイル形式で混乱

案内では「zip可」とされていたのに、実際には拒否されました。
逆に「ドラッグ&ドロップはしないでください」と書かれているのに、電話で担当に確認したら 「直接添付で送ってください」と言われる始末。

利用者の分データ管理 が曖昧で、日本企業のような合理性 は期待できません。

堂々巡りのメール対応

書類提出後も、やり取りは終わらず…。

  • 「本当に解約しますか?友人や親戚に譲りませんか?」
  • 「アカウントはまだアクティブです」
  • 「最寄りのビジネスセンターにお問い合わせください」

同じことを何度も言われ、何ヶ月も中断された通信 に料金だけ請求されるケースもあるそうです。

設置されたモデム返却は「自力で持ち込み」か「500ペソで回収」

最終段階で提示された選択肢は次の2つ。

  • 自力で返却 → 「最寄り」と案内されたのは 14.7km離れた会社。しかも「持ち込み不可」と言われる人も。
  • 500ペソ払って回収 → 依頼してもスケジュールが立たず、何ヶ月も待たされる利用者 もいる。

私の場合は回収してください、といったもののそれを無視され、結局自力で返却するようにと言われました。

もう一方のモデムについては、一切返事が途絶え、それ以来まったく音沙汰がありません。

引っ越し後に戻らないといけない理不尽さ

私はすでにマニラ郊外に引っ越していたため、モデム返却のために元の住所に戻る必要がありました。
しかも返却が遅れると ペナルティ料金 が加算される可能性も…。

フィリピン人に聞いてみたら…「放置が一番」

周囲のフィリピン人に相談すると、驚くほどはっきりとこう言われました。

「そんなの、放っておけばいい。返却なんてしなくていいよ」

理由を尋ねると:

  • PLDTやSkyケーブルではモデム返却を求められたことがない
  • 「返却してください」というのはお金を引き出すための口実
  • 解約してもモデム回収に来ないのが普通

国ごとの文化差 を感じる瞬間でした。

他の人の体験談:2年経ってもモデム未返却

👉 Do I need to return my modem after disconnection? (Reddit)

この投稿者は、解約から2年経ってもモデムを返却できていないとのこと。

  • 原文:

“It’s been 2 years since my disconnection and they still haven’t picked up the modem. Do I really need to return it?”

  • 日本語訳:

「解約から2年経つのに、まだモデムを回収しに来ません。本当に返却しないといけないんでしょうか?」

やはり「返却システム」は形だけで、実際にはうまく機能していないのが現状のようです。

まとめ:ConvergeICT解約の心得

  1. 事前に必要書類を揃える(控えも残す)
  2. 引っ越し期間後も手続きが長引く
  3. 何度も連絡が必要になる前提で進める
  4. なのに質問はまともに返してもらえないと思え
  5. モデム返却は証拠を残す(受領書や写真)
  6. 年間契約中の人は違約金や追加料金を確認する
  7. 海外在住や短期利用ならプリペイド回線の方が無難

✍️ 結論:ConvergeICTの解約は手間も時間もかかる上、モデム返却制度は実際にきちんと機能していない場合が多い
「今、解約を考え中」の人は、必ず余裕を持ったスケジュールで動いた方がいいでしょう。

私はようやく書類提出のところまでは終わったので、あとはモデムを返しに行くだけ。

でもいつになるかまだ予定は立っていません…。

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